意外と知らないターゲット1900の使い方

ここまでで英単語暗記の重要性とターゲットがオススメである理由を解説しました。

ここでは、そのターゲット1900の具体的な使い方について説明していきます。

いろんな学習方法があるとは思いますが、「早く身につける」という観点で自分が最も効率的だと実感したものを紹介します。

学習の流れ

一週間で2セクションずつ進めていきます。

1セクションは100単語あるので、一週間で200単語ずつマスターしていく計算です。

単語暗記のポイントは3つ

  • 毎日200語に目を通す
  • 一単語につき一つの訳だけ覚える
  • 完璧を目指す必要はない

毎日200語に目を通す

一週間を分けて、1日に30単語ずつ覚えいくということをしてはいけません

理由は以下の通りです。

人間の記憶は短期記憶と長期記憶に分けることができます。

そして長期記憶は必ず短期記憶を経由します。

もちろん私たちがするべきことは長期記憶として英単語を暗記することです。

1日ごとに新しい単語を覚えていったとしてもそれは短期記憶に一時的に貯蔵されているだけで、1週間後には忘れているでしょう。

例を挙げると、一夜漬けのテスト勉強はテストが終わったら忘れていますよね。でもクラスの友達の名前は意図せずとも覚えているはずです。

なので一週間、毎日触れることで長期記憶へと運びましょう。

それと注意しなければならないことは、ただ視界に入れるだけでは不十分で、意識を向けながらやる必要があります。

また別の例をあげます。白紙とペンを用意していただき、試しにあなたの腕時計の時計部分の絵をそれを見ずに描いてみてください。腕時計を持っていないという方は、あなたのスマホの待ち受け画面を描いてみてください。

どれほど正確に描けますか?

完璧に描くことができた人は少ないのではないでしょうか?

私がここで主張したいのは、「視界にいれる回数」と「記憶しているか」とは全く別の問題だということです。

なのでただ流し読みをするのではなく、これはこういう意味の単語なんだとしっかり意識を向けてください。


一単語につき一つの訳だけ覚える

一つの単語には一つの訳だけ覚えましょう。

例えば、ターゲットの最初のページの4番「consider」には「〜をみなす」という訳が赤字で書いてありますが、その横に黒字で「〜について考える」という訳ものっていて、その下に「consideration」などの派生語が載っています。

しかし、ひとまず覚える必要があるのは赤字の訳だけです。

理由は単純で、赤字以外の訳まで覚えようとすると、覚えなきゃいけない量が何倍にも膨れ上がるからです。

なかには黒字でも覚える必要がある訳語もあります。この「”consider:〜について考える」もそれにあたります。

でも今の段階でどの訳語が重要で、どれがそうでないかの判断をつけるのは難しいと思います。

なので黒字の訳語や派生語は他の演習で出てきたときに覚えるようにして、ここではスルーしましょう。

また右ページにはその単語を使った例文があります。しかしここで必要なのは単語の訳を覚えることなので、無視してください。語法などは別で学びます。


完璧を目指す必要はない

先ほど、意識を向けながら取り組む必要があると述べましたが、一週間で200単語の訳を一言一句正確に覚えていなくても大丈夫です。

たとえば ”provide:を供給する” だったら。「与える、支給する」みたいな漠然としたイメージさえ覚えていればとりあえずOKです。

一言一句覚えようとすると、1日に200単語もやってられないです。

単語暗記で一番重要なのは継続することです。そして、それを一番阻害するのは完璧こなそうとすることです。

有名な言葉ですが”Done is better than perfect.”です。

次は具体的なやり方と進め方について説明します。

Amazonより

具体的な進め方

1週目

1、2日目は赤シートを使わずに、英単語→日本語訳、を確認していきます。

日本語→英語ができるようになる必要はありません。

一単語にかける時間は10秒です。それ以上でもなくそれ未満でもないです。

完全に知っている単語は飛ばしても構いませんが、うろ覚えの単語は10秒かけましょう。

声に出したり、紙に書いたり方法は自由です。おすすめは声に出しながら紙に書くことです。

しかし10秒以上はかけてはいけません。

その10秒でできる限り覚えようと努力してください。


3〜7日目は赤シートを使って日本語訳を隠して、分かるかどうかの確認をしていきます。

同じくかける時間は10秒です。だから6秒くらい考えても思い出せなかったら、訳をみてください。

今回は紙に書いたりする必要はありません。時間がかかるからです。

また、6日目まではわからなかったところに印をつけたりする必要もありません。

7日目だけわからなかったやつをチェックしてください。

もし訳がすぐに浮かんだ場合は確認して次の単語にいきましょう。

これらを200単語やると33分で終わります。

それに既に知っている単語もあるでしょうから30分程度ならきっと毎日できますよね!

100語と100語を二回に分けてやっても構いませんし、どうしてもやる気が起きないときは、6つだけ(1分だけ)やろうとかでも構わないです。それを33回やれば達成です。

しかし作業興奮といって、やり始めたら自然と集中力がでてきてやめる方が面倒くさくなります。

繰り返しですが一番重要なのは継続です。それが長期記憶に送る最善の方法です。

まだ覚えきれていなくても7日やったら次の200単語へ移りましょう。

2週目〜

これを繰り返します。ただし今までにチェックをいれている単語は適宜見返すようにしてください。

2ヶ月経つとPart2(1500)までたどり着きますが、Part3はやらなくていいです。頻出率は低めで点数に直結しにくいので今点数を上げることに関して非効率的だからです。

Part1に戻って2周目にいきましょう。

また最初から同じように繰り返していきます。ただし1単語にかける時間は5秒とかそれ以下でいいです。

単語帳二周目以降のポイントは2つ

  • 素早さを意識する
  • 隙間時間の活用を積極的にする

素早さ

二週目は覚えているものが割と多いはずです。また、うろ覚えのものもあります。覚えているところは飛ばして、1日にこなせる単語数をなるべく多くしてください。そしたら1日3〜400はいけると思います。そのくらいの数を1週間続けましょう。

隙間時間の活用

これはうろ覚えの箇所にとっても効果的です。全く新しい単語や、頭に入っていない単語は集中してインプットする必要がありますが、覚えかけの単語はちらっと見るだけでも意味があります。

応用編〜もうひと伸び〜

速読対策

センター英語は80分という限られた時間のなかで解かなくてはなりません。いわゆる速読が必要です。速読の本質は2つです。瞬間和訳とSightTranslationです。

瞬間和訳とは英単語を見てから日本語訳を思い浮かべるまでの時間です。

SightTranslationとは英文を前から訳していくことです。例えば”I like apples”を私はリンゴが好きだ。ではなく私は好きだリンゴを。と認識します。

1文が長い時に綺麗に訳して認識しようとして後ろから訳していくと、何倍も時間がかかり、時間内に全て解き切ることはできません。

瞬間和訳ができるようになるためには、単語学習をさらに極めていけば良いです。これはPart2までの単語はほとんど覚えている前提ですが、超高速で単語を回していきます。

どのくらい高速かというと、最終的には私は1単語0.4秒くらいでした。もちろん最初は一単語2秒くらいかかると思うのですがそれをひたすら毎日繰り返していくと、かなりスピードアップできます。

だいたい毎日1日でPart2までを確認していました。もう十分だと感じた頃からは、週に2、3回だけこれをするようになりました。

SightTranslationについてはこちらで解説します。

アプリの有効活用

最後にスマホ版アプリを紹介しておきます。

これはターゲット1900のアプリでは単語にマーカーを引いたり、問題形式で確認をして、間違った単語だけ出題することができます。

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さらにリスニング機能もついていて、英単語と日本語訳と例文の再生を自由な順番でできます。

また速さの調節もできます。実際の画面をみていただいたほうがわかりやすいと思います。

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