【学習方法編】センター世界史B対策

記事の内容

世界史の勉強って本当に大変ですよね。なんせ2000年以上の歴史を暗記しなくてはいけないんですから。

それでも高校世界史の効率の良い勉強法は存在します!

どれも自分の経験に基づいたものを紹介するので是非参考にしてみてください!

ヨーロッパ各国の位置関係

まずは世界史の勉強はここから始めるべきです。

スペイン、ドイツ、ギリシア、オランダ、イタリアなどの場所と位置関係を完璧に説明することはできますか?

では、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの位置関係は分かりますか?

もしスラスラ出てこないようでしたらこの暗記からはじめる必要があります

それわからずに世界史勉強をするのは日本の場所を知らない外国人が日本食大好きっていうようなものです。

まぁとにかくこれは本当に大事。それ知らないと、神聖ローマ帝国とかプロイセンはのちのドイツとか言われてもわかりませんからね。

 

 

 

因果関係を利用して効率化

これは暗記の効率をあげるためです。

センター世界史なら、単に一問一答全部暗記してたら点数は取れますけどそんなの無理ですよね。

そこで単純暗記の量を減らしてくれるのが事象の因果関係を理解することです。

簡単な例を挙げます。

アウグズブルクの宗教和議(1555年)で個人にカトリック・ルター派を選択する権利が与えられた。 という文章は正しいか否か。

もちろん正しくないです。個人の信仰の自由が認められていないから、ドイツ三十年戦争(1618年)がおこるわけです。

カトリック・ルター派を選択する権利が与えられたのは個人ではなく、諸侯です。

宗教和議の細かい内容を覚えていなくても正解はできますよね。


語呂合わせで効率化

脳科学的な観点から、記憶に残るものは2種類あります。

それは『反復されたもの』と『印象的なもの』です。

反復はみなさんもちろんしますけれど、限度がありますよね。

ちなみに反復で覚えたものと語呂合わせで覚えたものはそもそも脳の異なる部分を使っていて、後者の方がより長い長期記憶として残ります。

自分は反復で覚えたものは受験のあとすぐに忘れてしまいましたが、語呂合わせで覚えたものは今でもしっかり覚えています。

例を挙げましょうか!

帝政ローマの皇帝の覚え方です。

8月は「アウグストゥス」(Augustの語源)

寝ろ。「ネロ」

寝る「ネルヴァ」

トラ「トラヤヌス」

「ハドリアヌス」

安心して「アントニヌス・ピウス」

丸くなる「マルクス・アウレリウス・アントニヌス」

から。「カラカラ」

センターは単語丸々覚えている必要はないのでこれで十分ですよね!

ちなみにハドリアヌスアントニヌス・ピウスはセンターではでないので覚えなくていいです。

 

 

あと覚えておいてほしいゴロは、イスラームシーア派王朝イラン系王朝です。

シーア派王朝の覚え方

ファーティマ(ムハンマドの娘)「ファーティマ朝」

「ブワイフ朝」

さいく「サファヴィー朝」

イラン系王朝の覚えかた

「ブワイフ朝」

さいくな「サファヴィー朝」

man)「サーマーン朝」

はイラン系

 

ぶさいくとかいってほんとにごめんなさい。。

 


年号は覚えよう。

年号を覚えるか否かについては人によってい意見が割れますが、私は覚える方がいいと思っています。

それはコスパがいいからです。

2019年センター世界史Bの29番の問題です。

ピピンの寄進が行われた時期を(a)〜(d)から選びなさい。

(a)

568年 ランゴバルド王国建国

(b)

711年 西ゴート王国滅亡

(c)

804年 アルクイン没

(d)

もしピピンの寄進の年号を暗記していなければ、これを解くのに必要な知識は

  • 西ゴート王国はウマイヤ朝によって滅亡した。
  • カール・マルテルはそのウマイヤ朝を撃退した。
  • カール・マルテルの子供がピピン。
  • その子供がカール大帝。
  • カール大帝期のカロリング・ルネサンスと関わりのある人物がアルクイン。

これだけの知識が必要です。

年号覚えた方が早くないですか?

751年で(c)です。


横のつながりは基本無視。

世界史の勉強で、「古代ギリシアのこの時代と古代ローマのこの時代が同時期」みたいないわゆる横のつながりは覚えなくていいです。

センターで同時代を問う問題はめったにでないです。

もしでたらどうするの?

年号を覚えていたら勝手に横が繋がってくれますよね。

基本的には世界史はで覚えていって問題ないです。

古代ギリシアだったら古代ローマを、共和政帝政東西分裂、と順を追っていってください。中国史だったら、殷の時代から清の乾隆帝まで一気に学習しましょう。


とはいえ歴史なので横とのつながりを認識せざるを得ない時はあります。

たとえば後漢の時代で、中国に使者を送ったローマ皇帝がいます。大秦王安敦、(マルクス・アウレリウス・アントニヌス)ですね。

つまりここで五賢帝の時代と後漢の時代がつながりましたね。

他にも後漢の甘英がパルティアに行っているので、パルティアも同時期だとわかりますよね。

このように他国とのかかわりがあるところでは勝手につながるので、横のつながりを改めて強くする意識は持たなくてもいいのかなぁと思います。

「6世紀」と「イスラーム史」は例外

センター世界史は縦でやれとさんざん言ったのですが、6世紀とイスラーム史は例外です。

まず、6世紀は異国間の関わりが多いです。

地中海にはビザンツ帝国、ペルシアにはササン朝、その東にエフタル、インドにはグプタ朝、中国には北魏、その北に柔然とそこから独立した突厥

  • ササン朝ホスロー1世は西方面では、ビザンツ皇帝ユスティニアヌスと争い、東方面では突厥と結んでエフタルを滅ぼします。(挟み撃ち)
  • その前にグプタ朝エフタルの侵入で滅んでいます。

これは横とのつながりが強い箇所なのでポイントです。

位置関係は絶対に暗記してください!


次にイスラームです。

イスラームは中国史のように王朝が入れ替わっていくというものではなく、いくつもの王朝が乱立していて、各王朝の歴史を詳しくやるわけではないので、○世紀はなんの王朝がどこにあるという位置関係を認識する必要があります。

なのでしっかり地図をみて、世紀別にまとめてみてください。


これは補足ですが、カリフとスルタンの違いとか、宗教的な事項はより注意して覚えてください。無宗教のおおい日本人からすると宗教にかかわるところは理解がおろそかになりがちです。

皇帝と教皇の違いとかその相互の関わり合いも同様です。

文化史も無視しよう。

文化史っていうのは例えば、「アテネの喜劇作家はアリストファネス」とか、この作品を作ったのは誰とか歴史の流れに関係ないやつのことを指します。

ルネサンスはルネサンスで一つの単元として確立しているので、例外的に覚える必要がありますが、それ以外の文化史はセンター試験なら覚える必要はありません。

出題されたとしても1問や2問しか出されませんし、4択の正誤問題ででてきたら他の3つの正誤判断で正解を導くことができます。

さいごに

今回はセンター世界史の対策を紹介しました。自分が実際に高校世界史の勉強をして感じたことなので参考になる部分は取り入れていただけたら嬉しいです。

次は、より具体的な勉強方法や、2次試験の論述対策なども紹介します。

【実践編】センター世界史B対策 世界史の論述対策

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