「OPTION B」レビュー&まとめ

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ORIGINALSに続き、アダム・グラントさんの著作が読みたいと思い、Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグさんの共同で執筆された『OPTION B』という本を読んでみました。

非公開: ORIGINALS review

 

執筆は二人で行ったが、簡潔で分かりやすく伝えるためにシェリルさんが語るというスタイルをとっています。

 

 


はじめに

この本はシェリルさんが夫のデーブを不整脈で突然亡くした喪失から立ち直ったという経験を軸に、option B をとること、つまり予定していた選択とは別の選択を取れるようになることについて語られています。

 

1,もう一度息をつく

この章では主に、苦難からの立ち直りを妨げるの3つのPを中心に彼女のエピソードが語られています。

3つのPとは

  • Personalization(自責化)
  • Pervasiveness(普遍化)
  • Permanence(永続化)

Personalization(自責化)とは、その苦難を全てが自分のせいだと思い込んでしまうこと。

シェイルさんは夫が突然亡くなったことを自責化しすぎて何もできなくなってしまいましたが、「ごめんなさい」を禁句にすることで自責化を乗り越えました。

 

Pervasiveness(普遍化)とは人生の全てにその苦難が影響すると考えることです。

職場への復帰が普遍化を克服してくれたと語っています。仕事をすることで自分らしくいられる場ができ、同僚の思いやりのおかげで人生悪いことばかりじゃないと思えるようになったそうです。

 

Permanence(永続化)とはこの喪失がいつまでも続くと考えることです。

これは彼女が克服に最もてこずったもので、何ヶ月もの間、悲しみは癒えることはないという考えが取り憑いたそうです。しかし、「考え得る最悪の事態が起こっていたら」と想像することで悲嘆を和らげました。

 

人生の濁流にのみ込まれても、水面に顔を出し、もう一度息をつくことはできる、というのがここのテーマです。

 

2,部屋の中のゾウを追い出す

部屋の中のゾウという表現をご存知ですか?

部屋の中のゾウ(Elephant in the room) は誰もが認識しているのに、触れないことを意味しています。

シェリルさんは同僚や親族からデーブの話を避けられることをや自分自身もその話を避けていることに喪失感を感じていました。

しかし、「ゾウに追い回されているのはこの私なのだから、ゾウの存在を認める最初の一歩は私から踏み出さないといけない」と周囲の人たちに「どう感じているのか教えて欲しい」と本音を打ち明けることで克服したそうです。

 

3,友情のプラチナルール

聖書にあるゴールデンルールとは「自分が扱って欲しいように他人を扱いなさい」というものです。

プラチナルールとはそれをもじって「他人が扱って欲しいように他人を扱いなさい」というものです。

ここの章では人間関係について主に述べられているのですが、とても印象深いセリフがありますので引用します。

『人生最悪のとき、一組の足跡しかなかったのは、友人たちが私を抱き上げては運んでくれたからだと思っていた。それだけではないといまならわかる。一組の足跡しか見えなかったのは、私が倒れても受け止められるよう、友人が私の足跡を踏みながら、真うしろを歩いていてくれたからなのだ。』

P,78

4,自分への思いやりと自信

ここでは「ジャーナリング」についておもに述べられます。ジャーナリングとは自分向けてメッセージを書くことです。

章の最後には実際に彼女が書いた最後のジャーナリングがあります。

 

5,逆境をバネにする

トラウマは成長の材料になるとしていて、それをは5つの形態からなるとしています。

  • 「人間としての強さを自覚する」
  • 「感謝を深める」
  • 「他者との関係を深める」
  • 「人生により多くの意味を見出す」
  • 「新たな可能性を見出す」

の5つがトラウマ後の成長として挙げられています。


6,喜びをとり戻す

喜びの捉え方は人それそれだけれど、喜びを感じる権利は誰にでもあり、どんな苦しみの中にも喜びを見つけることはできる。

喜びの瞬間を重ねると幸せになるだけでなく力を手に入れることができる。

 

10章まであるのですが長くなってしまったので今回はここまでにしておきます!

 

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